求道の歩み
<指導者記>
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03月05日(水)
師を偲びて
人の言葉に道に守破離ありと言う
我が心に問う
雪中に開く椿の如し 日々風情かわる されど 道根に咲く花なり
道の法守り守りて 行間の見えざるを観 感じざるを観じるが破離なり
守破離とは同根一元なり その道を歩むもの守破離なし
誠 志 覚悟 あるのみ
利休曰く 規矩作法 守り尽して破るとも 離るるとても 本を忘るな
なさんと欲する処をなして 矩をこえずの境地なり
道は絶対の理なり 守りても守り尽せぬ大道なり
我れ我を叱る 驕るなかれ 素直たるべし
今日師を偲ぶ日にあたり私の心を述べ辞とします
師の志に座す 心地よきこと
春風にあそぶ梅香の如し
平成二十年三月二日
山本益司郎
2008年03月5日(水)
師を偲びて
山口清吾先生今どの様にお過ごしですか、先生と直接お話しをする事が出来ませんが、私の心と身体の中では先生のすべてが、永遠の命として生き続けております。
先生は事に触れ開祖植芝盛平先生の合気道の偉大さを説かれておられました。又終生を合気道の求道者として道を歩まれ、その覚悟の凄まじさを、心身に重く感じております。
先生の教えに、稽古修行の根本である誠の道とは死と生を超越した覚悟が必要で有る事を、ここに心新たに思い浮かばれます。
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